2026年6月8日 bookendサービス障害報告
2026年6月8日(月)にbookendサービスで発生いたしました障害により、ご契約社様ならびにご利用ユーザー様には多大なご迷惑をお掛け致しました事、深くお詫び申し上げます。
障害調査が完了いたしましたので、原因ならびに再発防止策を下記のとおり報告させていただきます。
1.障害発生日時
2026年6月8日(月)08:35頃 ~ 2026年6月8日(月)09:25 (約50分間)
2.障害の内容
bookendサービスのデータベースサーバー(DBサーバー)の更新作業において、稼働中の本番環境が誤って削除されたことにより、サービス全体が正常に稼働しなくなっていました。
3.影響範囲
bookend サービス全般(bookendアプリ、bookend vidw、ソーシャルDRM等)においてエラーが発生し、アクセスできない状態となっておりました。
4.障害発生からの経緯
2026年6月8日(月)
08:30 – DBサーバーの更新作業を開始
08:40 – DBサーバーの接続が切れていることを検知、復旧方法の検討を開始
08:45 – 削除されたDBサーバーのバックアップから復旧作業を開始
09:25 – DBサーバーの復旧作業を完了、bookendサービスのテストを開始
5.障害原因
今回の障害は、システムを自動で更新するプログラムの「判定ルールの不備」と「チェック機能の不足」が重なったことにより発生いたしました。
① 新システムへの切り替え失敗
新旧システムを切り替える際、一部のデータエラーにより、新しいシステムへの切り替え処理が失敗していました(システムは古い状態のまま維持されていました)。
※データエラーの根本原因については、本件とは別途切り離して調査いたします。
② 更新プログラムによる「成功」の誤認(本質的な原因)
切り替え失敗に伴い、システムは自動的に元の正常な状態に戻りました。しかし、更新プログラムの判定ルールに不備があり、「元の状態に戻った=正常に完了した」と誤認識してしまいました。
③ チェック機能の不足による誤削除
システムの更新が成功したと誤認したプログラムは、そのまま後続の「古いシステムを削除する処理」を進めてしまいました。削除直前に「本当に新システムに切り替わっているか」を最終確認する機能が不足していたため、稼働中だったシステムが削除されることになってしまいました。
6.今回行った対応
更新作業の直前まで同期していたバックアップ用のDBが正常に稼働していたため、これを本番用サーバーへと切り替えることで復旧いたしました(09:25完了)。
稼働中のDBサーバーと同期をしていたDBであったため、今回の障害によるデータの消失(データロス)は発生しておりません。
7.再発防止策
再発防止策として以下の対策を行いました。
①切り替え判定ルールの厳格化
「確実に切り替えが完了した」という特定のステータス以外は、「失敗」とみなすよう更新プログラムのルールを修正しました。
②削除処理前の検証を追加
古いシステムを削除する前に、切り替え処理が成功しているのか再確認するようにしました。万が一、切り替えが未完了の場合は、処理を進めず中断できる体制にしています。
③作業時間帯の見直しと手順の徹底
今後は、万が一のトラブル時にも影響を最小限に抑えられるよう、アクセスが減少する時間帯(深夜・早朝等)にシステム更新作業を実施いたします。また、作業時は複数名での監視・承認運用を徹底いたします。
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