DRM(デジタル著作権管理)とは
DRMとは、デジタルコンテンツの著作権を管理するための技術です。デジタルコンテンツには大きく2つの閲覧方法(ダウンロード閲覧、ブラウザ閲覧)がありますが、DRM国内最大手の弊社では、例えば下記のようなDRM機能をもつサービス(bookend)を提供しております。
bookendのDRM(デジタル著作権管理)機能①コピー利用防止
暗号化されたファイルは端末にダウンロードされ、閲覧できますがキャッシュファイルを作成させません。そのため、端末内のデータを抜き出して不正に閲覧することを防止できます。
ブラウザ閲覧ではコンテンツファイルのダウンロードを禁止し、配信ホストによる制限をかけることで、別サイトからの配信を防ぐことができます。
bookendのDRM(デジタル著作権管理)機能②画面キャプチャ防止
画面キャプチャを防止できます。
PrintScreenキー、Command+Shift+3,4の制御に加え、ダウンロード閲覧の場合にはサードパーティのアプリケーションによるキャプチャも防いでいます。
bookendのDRM(デジタル著作権管理)機能③閲覧期間設定
ダウンロード閲覧では、ライセンス毎に閲覧期間を設定できます。
ブラウザ閲覧の場合はサイト側で閲覧ページの制御を行ってください。
bookendのDRM(デジタル著作権管理)機能④印刷制御
印刷の可・不可に加え、印刷を許可する部数の制限が可能です。(Windows,MacOS)
(iOS,Android向けには印刷機能がございません。)
DRM(デジタル著作権管理)が必要な理由
そもそもなぜDRMが必要なのでしょうか。その答えは、海賊版の存在にあります。
デジタルコンテンツはコピーなどの複製が作りやすく、紙と違い劣化しがたいものです。デジタルコンテンツの海賊版は海外のサーバで拡散されることが多く、法的な対処も追い付いていません。
そのため「海賊版の防止」、すなわち、コンテンツファイルが著者、出版社、書店の意に反して、インターネット上で違法にアップロードされ、不特定多数に向けて拡散されることを防ぐ必要があり、その技術がDRMというわけです。
DRM(デジタル著作権管理)の活用例
DRM(デジタル著作権管理)システムの選定
巷には様々なDRMシステムがありますが、弊社が定義する良いDRMの条件は下記の3つです。
【良いDRMの条件】
①情報の漏洩を防ぐことができること
→コピー・キャプチャの防止や印刷制御など、情報漏洩を防ぐために必要な機能があるかどうか
②単なる情報漏洩防止にとどまらない付加価値を提供できること
→自社ストアの構築や閲覧情報の集計など、情報漏洩防止にプラスαの価値を見出せるかどうか
③エンドユーザーの利便性を損なわないこと
→必要に応じてソーシャルDRMを活用することができるかどうか
DRMシステムは「導入」がゴールではなく、「売上向上・コストカット」がゴールです。自社に必要なDRMシステムの条件を明確にしたうえで、各システムを検討しましょう。
DRM(デジタル著作権管理)システムのデモ体験
下記より、弊社のDRMシステム「bookend」をデモ体験いただけます。
DRM(デジタル著作権管理)に関するお問い合わせ
DRMの導入にあたって、費用や具体的な事例など、ご不明点・ご相談などがございましたらお気軽にお問い合わせください。